モラードバナナ(Morado Banana)とドワーフレッドジャマイカンバナナ(Dwarf Red Jamaican Banana)は、どちらも赤バナナ系統に分類される品種ですが、いくつかの点で違いがあります。以下にそれぞれの特徴と違いをまとめてみました🤔
🍌 モラードバナナ(Morado Banana)
- 別名:Red Banana、Red Cuban Bananaなどとも呼ばれることがあります。
- 皮の色:赤紫〜ワインレッド色で、成熟するとやや黒みがかることも。
- 果肉の色:クリーム色または淡いピンクがかった色。
- 味:普通のバナナよりも甘く、ねっとりとしており、わずかにベリーのような風味を持つ。
- サイズ:中型〜やや大ぶり。
- 栽培特性:
- 樹高は通常3〜4メートル。
- 耐寒性は低く、熱帯〜亜熱帯地域向き。
- 病気にはやや弱いことがある。
🍌 ドワーフレッドジャマイカンバナナ(Dwarf Red Jamaican Banana)
- 別名:Dwarf Red Banana、Red Jamaican Dwarf Banana
- 皮の色:赤銅色〜赤茶色。熟すと少し薄くなる。
- 果肉の色:クリーム色、濃厚なオレンジがかった色になることも。
- 味:甘くて芳醇、濃厚な風味があり、普通のバナナよりも香りが強い。
- サイズ:比較的小ぶり(短めで太い)。
- 栽培特性:
- 樹高が約2〜2.5メートル程度で、コンパクト。
- 鉢植えにも向いている。
- モラードに比べてやや寒さに強い。
- 室内や温室でも育てやすい
どちらも美味しく珍しい赤バナナですが、幹の大きさと耐寒性の面からいうと家庭で育てやすいのはドワーフレッドジャマイカンバナナで、味や風味の個性が強いのはモラードバナナという印象ですね。
興味があれば、見た目や香りの違いを楽しむために両方育ててみるのも面白いですよ!

上記写真は、ポットがドワーフレッドジャマイカンバナナ、地植えの方がモラードバナナになります。小苗の状態ではどちらが何の種のバナナなのかは見分けが付きませんね( ´∀` )